エルグレコの傑作

f:id:suerute37:20190216065151j:plainNHKスペイン語講座でやってて知ってたうっすら知識のエルグレコ。トレドの街並みの絵は覚えてたけどこのイラストは覚えて無かった、けど実際見てみるととても素晴らしい。エルグレコの特色は彼の絵には想像の人物ではなく、当時実際に居人物が描かれているという特徴を持つ。写真の少年もグレコの子供ハンカチのとこにあ名前が書いてある。今だったら個人情報漏洩で息子に訴えられてる案件である。この傑作は当時から一度も修復などもせず、動かす事もしてないので大変貴重な絵画。一番前で見れて良かった。

騙し絵のギミックがそこかしこに

トレドは昔ながらのcasasがあり、住居もユダヤ人の家〜キリシタンイスラム系とはっきりと3文化の人らは別れて作って暮らしているそうな。多分その家のおっさんが作ったタイルだろうけどとてもユダヤ人の家!と主張されてて分かりやすい(笑)f:id:suerute37:20190216064545j:plain壁とかも煉瓦造風に見える模様が描かれてて、さすが画家の愛した街。面白いなぁ

以外と観光のために近代文化も発達してる

なんと、石壁の入り口を過ぎるとエスカレーターがありそれに乗って上まで行ける(笑)

かなり小高い丘だから筋肉痛を覚悟してたら肩透かしくらいました(°_°)出来たのは17年くらい前…それまでは観光かなり大変だったろうな…ちなみに石畳の街の保存の為か車はかなり制限されていて、特定の許可を得て少数の選ばれし車のみトレドを走れるそうです。通りで信号もあまりない筈だ( ・∇・)そうして守っていくのですなf:id:suerute37:20190216063738j:plain

展望台から望む街並み

f:id:suerute37:20190216062921j:plain少し車酔いしながらトレド展望台到着🤢空気はひんやり、マドリードよりも美味しい気がします。マンチャ、はアラビア語だったかな。三つの文化がバランス良く混ざっている歴史的にも素晴らしい景観、文化、そしてギリシャ人の絵師、エルグレコの傑作のある芸術的にも優れた街。歩くの大変そうだがとても楽しみだ。

スペインは日本の1.3倍の大きさ…日本でいう神仏習合で神社仏閣が綺麗に保存されてる小江戸川越みたいな感じかな。鹿は居ないけど奈良と姉妹都市なので、奈良公園、と言われてる小さな森林公園があるそうな。

念願のトレド

見渡す限りの麦畑を超えて欧州でも指折りの長い川の橋を渡って石畳の街トレドへ。400年近く変わらぬ街並み。街周辺には茶色い可愛い野生の野ウサギも居るプエブラ

f:id:suerute37:20190216062404j:plainここは過去一度も攻め入られた事ない銀英伝でいうとこのイゼルローンのような王都。長い川に守られ、攻めづらい高い丘に座す16世紀のままの街…とても素晴らしい(о´∀`о)

馬に乗りたい

朝からツアーに参加する目的地まで余裕持ちたいから散歩がてらサンミゲル市場〜カテドラル〜セルバンテスモニュメントを散歩。

王宮の入り口付近で馬運車と騎馬警官発見( ✧Д✧) カッ!! 

15分くらい見て写真撮りまくり。

馬装はやはりどこの国も変わらないんだなぁ。寒がりなのか、ものぐさなのか一人だけ馬着付きの子に乗ってる人が居たけど、アリなのか( ゚д゚)